子犬の食事と注意すること

子犬は生後数ヶ月の間に急成長するので
必要とする栄養素が、成犬とは異なっています。

同じ犬種であれば、成長期の子犬には
成犬が必要とする2倍のエネルギーが必要。

高エネルギーで栄養価の高いバランスのとれた食事を与えましょう。

また、成犬時の体格は遺伝により決定されるので
子犬の時の食事量は関係ありません。

どの犬種でも子犬を過剰に成長させることが目的ではなく
必要なカロリーを必要なだけ与える事が目的だということを念頭に置きましょう。

約3ヶ月頃から6ヶ月にかけて、殆どの子犬は乳歯が生え替わります。

この時期は、子犬の口や歯肉。歯茎はとても敏感で、
食事の際に少し痛みを伴うこともあります。

しかし、この時期は特別な治療や対応などは何もできないので、
食欲がない、食べたがらないなどの様子があったとしても
歯の生え替わりとともに状況が改善されるまで見守りましょう。

子犬にも自我が芽生えてくるとフードを食べないことがあります。

そんなときは、キチンと食事をとり従うようにしつけをしましょう
もし他のおやつやテーブルの残り物を欲しがったとしても、
優しい声の調子で根気強くドッグフードを勧めて下さい。

子犬の要求通りに与えると食事のわがままを増長して
結果として偏食のあるワンちゃんに育ててしまう原因になりかねません。

高品質なプレミアムフードを与えている場合は、他の物は必要ありません。
他の食物を混ぜたり追加することは、かえってバランスを崩しマイナスです。

おやつも、ラフステージやライフスタイルに合わせて調整します。
特に量を与えすぎてはいけません。食事量の10％が基本。

そして、おやつ分は、
通常のドッグフードの量を減らすことを忘れないで下さい。

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